徒手または器械を用いた体操競技

体操競技とは、徒手や機械を使って行う体操の事を指し、演技の美しさや、ダイナミックさ、安定性、技の難易度を基に採点された得点を競い合うスポーツの事を言います。

競技スポーツとして男子には、ゆか、あん馬、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒の6種類があります。

女子の競技スポーツには、ゆか、跳馬、段違い平行棒、平均台の4種目があります。

1996年に行われたアトランタオリンピックまでは、規定演技と自由演技の両方が行われていましたが、現在では規定演技は無くなり自由演技のみとなっています。

採点方法も以前とは異なり、現在では10点満点制の採点方法から上限が廃止された採点方法へと変更されています。

オリンピックや世界選手権大会などで行われる団体総合では、予選を勝ち抜いた8チームが決勝に進出できます。

団体総合決勝、個人総合決勝、種目別決勝などでは予選の得点は採点される事はなく、決勝で行われた得点のみの採点となります。

体操競技の強豪国として知られている国は男子では、日本、アメリカ、中国などで、女子ではアメリカ、中国、ルーマニアが強豪国とされています。

1960年にローマで開催されたオリンピックから1978年にストラスブールで開催された世界選手権大会までは、日本の男子は世界の王座として世界に名を轟かせていました。

しかしその後は強豪国が次々と現れた為、しばらくは低迷が続いていました。

ですが、2004年に開催されたアテネオリンピックで日本男子は25年ぶりに団体優勝を果たし、見事に返り咲きを見せました。

体操競技には長身の方よりも小柄な体形の方の方が適任とされている為、体操競技を行っている男子では身長が160cm台の方、女子では身長が140cm台の方が多いとされています。

長身の方ですと、どうしても回転力に不足が生じてしまうからだそうです。

体操競技は一見、美しく優雅に見えるスポーツですが、スポーツの中でも難易度の高いスポーツで危険なスポーツとしても知られています。

競技中や練習中に事故を引き起こしてしまう事も少なくはなく、打ちどころによっては頸椎や脊髄を損傷してしまい重い後遺症を患ってしまう場合もあるのです。

また最も最悪の場合ですと、死に至る事もあるくらい危険なスポーツでもあるのです。

ですので、年齢や性別などによって禁止されている技などがあります。

更には、きちんとした環境状況や危険を避けるための補助の基で適切な指導を受けながら行う事が重要とされています。

また体操競技には、器械体操や器械運動などといった学校の体育の授業などでも行われている鉄棒や、跳び箱、マット運動などの他にも、公園などに設置されている、ジャングルジムや、登り棒、滑り台、雲梯、ブランコなども含まれているそうです。

このように体操競技には、私達に馴染みのある競技からかなり難易度の高い競技まで様々あるのです。

華麗で美しく優雅な演技に見ている方は魅了されますが、実はもの凄く難易度の高い、常に危険と隣り合わせの競技だったのですね。